働きたくない。何もせずに楽に生きたい。と私はずっと思ってきました。
気力、体力がなくなりうつのような症状で休職しました。ところが会社に行かなくても毎日やりたいことはなくなりませんでした。
休み始めた瞬間は力尽きたかのように思えたのです。大好きな秋葉原にも行く気がせず、寝てばかりいました。ですが心理療法に通っているうちに変わってきたのです。
まず心理療法に興味が湧いてきました。どうしたら治るのだろうか?そうして心理療法について調べたことを2000年初めのインターネット黎明期にHTMLを駆使してブログっぽいことをやり始めました。
次に生活のためにお金をどうするかと考え始め、投資の勉強も始めたりといつも興味の対象はどこかに向かっていたのです。
つまり私の働きたくないは「会社に行きたくない」が正しい表現だったのだと気づきました。
本当にうつ状態になってしまうと完全に動けなくなります。びくとも動きません。ところが会社に行こうと思うとうつ状態になる、会社に行かなければ家事もできるし、興味のあることできてしまう状態であれば、これはただ単に会社に行きたくない、それだけです。
会社に行きたくない = 働きたくない ではありません。
会社という枠の中で働きたくないのか、いわゆる既成の働き方にあわないだけです。決して働きたくないわけではないのです。
もう働きたくないという人はたくさんいると思います。でもなにもしたくないではないのかとも思います。誰の評価も受けない、お金が稼げなくてもOK、そんな環境があったらきっと夢中になってやっていることってあると思うのです。
今日のポイントはわたし達は総じて怠け者ではないということ
だからと言って好きなことを仕事にしろという話ではありません。好きとか嫌いとかで区別をしている時点で働きたくなくなってしまうからです。
まずわたし達には根本からの動き出す力があるということを知っておいて欲しいと思います。
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